TA – 海水の総アルカリ度分析装置
総アルカリ度は、海洋酸性化や炭酸塩化学研究、生物地球化学プロセスの監視、水産養殖や魚の養殖、間隙水分析など、多くの科学応用分野にとって重要な合計パラメータです。
動作原理
一定量の塩酸 (HCl) を注入して、一定量の海水を酸性化します。
酸性化後、サンプル中に発生したCO₂は膜式脱気装置によって除去され、いわゆるオープンセル滴定が行われます。その後、指示薬(ブロモクレゾールグリーン)とVIS吸光分光法を用いてpHを測定します。
得られた pH は、塩分濃度と温度とともに、総アルカリ度の計算に直接使用されます。
特徴
オプション